今年3/31に、EdiblePark茅ヶ崎で開催された「チキントラクター制作ワークショップ」に参加してきました。
「チキントラクター」とは耳慣れない言葉だと思いますが、車輪がついていて移動できる鶏舎のことです。

床部分が大きめのネットになっているので、ニワトリがそこから草を食べることにより、除草ができます。それだけでなく、ニワトリは足で地面を掘り返して耕してくれるし、糞は畑の肥料になります。成長すれば卵を産んでくれます。
移動は人力、草刈りは鶏力(?)。ガソリンも電気も使いません。生き物に触れることでさまざまな学びにもなる、新しく楽しい農業のやり方の一つだと思います。

今回は、チキントラクターの生みの親である「工房鬼六」さんに茅ヶ崎まで来ていただき、チキントラクターの組み立てを指導していただきました。
2日間のワークショップだったのですが、都合により1日目しか参加できなかったため、途中までのレポートを書かせていただきます。

チキントラクターってどんなもの?

チキントラクターは、木材と金網で構成されています。
ニワトリが野生動物に食べられないようにしつつ、風通しや人間にとっての使いやすさなど、細かいところまできっちり考えて設計されています。プロの大工である工房鬼六さんだからこそ、なせる技ですね。


材料はすべて工房鬼六さんが揃えて運んでくださいました。
木材には特殊な薬剤を浸透させているそうで、長年風雨にさらされても腐らないようになっています。もちろん、動植物への毒性はありません。

チキントラクターには2階部分があり、夜はニワトリがそこで休めるようになっています。
また、エサ箱をぶらさげるためのフックや、給水器ホルダーなども備え付けられています。

いざ、制作!

何チームかに分かれて、木材を切ったり、金網を切ったり、組み立てたりしていきます。
DIY初心者でも、道具の使い方を丁寧に指導してもらえるので楽しく作業ができました。


協力しながら、寸法通りに木材を切っていきます。


かわいいヒヨコたち。
チキントラクターの大きさによって飼える数は変わってきます。今回制作するタイプは3〜5羽用ということで、この中から4羽を選ぶことに。


組み立てていくと、だんだん形が見えてきますね。
歪みが出ないように、最後は工房鬼六さんが調整してくださいました。その技に全員感動!

1日目は大枠を組み立てて、屋根にペンキを塗ったところで終わりました。

チキントラクター完成!その後は・・・

そして完成したチキントラクターは、EdibleParkに設置されました。
こちらは5月頭の様子です。

実際に草のある場所で使用すると、こんなイメージになります。
ヒヨコも約1か月でだいぶ大きくなって、ニワトリと呼べるほどになりました。

使い始めてみると、ニワトリの食欲はかなり旺盛だということがわかります。1日で草がなくなってしまうほどなので、こまめに移動したほうがよさそうです。
自宅のペットとは少し違いますが、やっぱり生き物を飼うということなので、きちんと責任を持って面倒を見る覚悟が必要ですね。
今後の成長が楽しみです!

※チキントラクターについてのお問い合わせは、工房鬼六さんへお願いいたします。
取材協力:EdiblePark茅ヶ崎