食と農を合言葉につながるコミュニティ「EdiblePark茅ヶ崎」の活動を紹介します!

食と農を合言葉につながるコミュニティ「EdiblePark茅ヶ崎」の活動を紹介します!

Green Rhythm代表のコジマは「EdiblePark茅ヶ崎」というコミュニティ農園の会員になっていて、毎週土曜は神奈川県茅ヶ崎市の畑で活動しています。 このEdiblePark茅ヶ崎、一般的な貸し農園とはちょっと異なる趣を持っていて、もしかすると日本全国探しても他にはなかなかないのでは?という特徴がいろいろあります。 今回は、ぜひ、そんなEdiblePark茅ヶ崎についてご紹介したいと思います。

※ここに書いている内容は、あくまでも個人の感覚や意見に基づいたものであり、EdiblePark茅ヶ崎としての公式の見解ではありませんので、ご了承ください。

EdiblePark茅ヶ崎は「場所の名前」ではない!?

いきなりこんなことを書くと、「じゃあ何なんだ」と思われてしまうかもしれません。 EdiblePark茅ヶ崎とは場所ではなく、コミュニティを指すものだと、自分では考えています。
EdiblePark茅ヶ崎の大きな特徴は「個人の区画がない」ということです(スタート当初は個人区画も設定されていましたが、今は実質的に個人区画はストップしています)。およそ800坪という広大な敷地を、みんなで耕し、種をまき、お世話をして、収穫します。

会員は、現在15組ほど。20代から60代まで、住んでいるところも職業もバラバラな方々が、毎週土曜になると畑に集まってきて、一緒に作業をします。そのほとんどは、会員になるまではお互いのことを全く知らなかった人たちです。
おもしろいことに、EdiblePark茅ヶ崎の会員になる方々は、近くに住んでいる人だけではありません。1時間以上かけて通う人もいます。貸し農園は自宅の近くでないと続けられないと思っている方もいらっしゃるかもしれませんが、EdiblePark茅ヶ崎は、そうではないんですね。「時間をかけてでも行く価値がある」「ここでなければできないことがある」ということの証明ではないでしょうか。

そして、EdiblePark茅ヶ崎の最大の魅力は「人」です。畑で過ごすうちに得た強い結びつきは、家族同然(もはやそれ以上?)といっていいかもしれません。初期メンバーだけではなく、後から入会してきた人たちもすんなり溶け込んで、いつも賑やかに作業をしています。
決して農作業の専門家ではないメンバーが、ときには失敗したり、壁にぶつかったり、意見が対立したりしながらも、それを乗り越え、助け合い、知恵を出し合いながらやってきました。その結果として存在しているのが、今の「EdiblePark茅ヶ崎」だと思います。

EdiblePark茅ヶ崎のロケーションは、開放感たっぷり!

EdiblePark茅ヶ崎はコミュニティだという話をしましたが、もちろん、場所としてもすごく素晴らしいところです。
JR辻堂駅から、徒歩だと約30分。自転車なら15分、車で10分くらい。アクセスはわりと便利です。近くまでバスも出ています。
住宅地を歩きながら、ちょっと道を曲がってみると、途端にスカッと大きな空間が広がる。そんな場所の一画にEdiblePark茅ヶ崎はあります。天気が良ければ、遠くに富士山を眺めることもできます。

EdiblePark茅ヶ崎からの眺め

EdiblePark茅ヶ崎からの眺め。青空と白い雲、緑の木々、田んぼ、そして畑。(2019年9月撮影)

EdiblePark茅ヶ崎に行くと空が広いし、吹き抜ける風が気持ち良いので、普段とは違った気分になれることまちがいないです。抑え込んでいる何かが解放されるのか、草むらに寝転がってそのまま熟睡してしまう人もいますね(笑)
こんな恵まれた環境で、野菜を育てるだけではなく、焚火をしたり、木工をしたり、味噌を作ったり、梅干しを漬けたりしています。かつてはどこにでもあったはずの「農とともにある暮らし」を、ちょっとずつでも自分の生活に取り入れたいという人にぴったりだと思います。

EdiblePark茅ヶ崎でやっている農法は?

実は、EdiblePark茅ヶ崎では、はっきり決まった農法というものがありません。 「無農薬、無化学肥料」は大前提で、「炭素循環農法」をベースにしているのですが、あまりかっちりした決まりごとを作らずに、ゆるやかにやっています。
例えば、乾燥を防いだり雑草を抑制したりするためのマルチ。雑草マルチも、稲わらマルチも、ビニールマルチも使っています。
なるべくなら自然の素材を使いたいという想いはありますが、「絶対にプラスチックを持ち込まない」というような制限を作ると、作業がやりにくくなってしまう部分もあるためです。農法を守ることよりも、コミュニティメンバーが心地よく作業できるようにすることが、EdiblePark茅ヶ崎の目指すところなのだと思います。

サツマイモの畝

サツマイモの畝。黒いビニールマルチを使っています。畝と畝の間には、炭素循環農法で使うウッドチップを敷き詰めてあります。(2020年6月撮影)

誰かが「こういうのをやってみたい!」と言い出せば、すぐに受け入れられる環境でもあります。最近では「ガッテン農法」を取り入れてみたりもしました。ゆるやかにやっているからこそ、誰かの考えを否定することなく、あれこれ試してみて、この場所に一番良いやり方を見つけていこうとしています。
ちなみに、EdiblePark茅ヶ崎の周囲にはプロ農家さんの畑もたくさんあって、慣行農法をされている方も多いです。そんな中で雑草を生やしたりしていると、ちょっと浮いてしまいますが、みなさん広い心で見てくださっているようです。今のところ、大きなトラブルになったことはありません。「これ何やってんの?」と言われることは、よくありますけれど(笑)

左から、キュウリ、ズッキーニ、バターナッツかぼちゃ

左から、キュウリ、ズッキーニ、バターナッツかぼちゃ。のびのび育てているので(?)、育ちすぎてしまうことも。(2019年8月撮影)

メンバーの一員としてEdiblePark茅ヶ崎のことを紹介してみましたが、いかがでしたか?
この記事をご覧になって、EdiblePark茅ヶ崎への興味が湧いてきた!という方は、まずはFacebookページをご覧になってみてください。体験会などはこのページで告知しています。

EdiblePark茅ヶ崎のFacebookページはこちら

いろいろ書きましたが、EdiblePark茅ヶ崎の魅力を知っていただくには、来ていただくのが一番だと思います。畑でお会いできたら嬉しいです!

【アクセス】
〒253-0044
神奈川県 茅ヶ崎市赤羽根1469
Googleマップで「EdiblePark茅ヶ崎」と検索すれば出てきます。
TEL 050-5360-2708

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