今年2月に、EdiblePark茅ヶ崎で開催されたロケットストーブ制作ワークショップに参加してきました。
ロケットストーブとは、簡単に説明すると「煙突の中に薪をくべて燃やすストーブ兼コンロ」です。

火をつけるためのライターやマッチを用意して、乾いた木の枝や角材があればかなりの火力を得ることができます。
「里山資本主義」にもエコストーブという名称で登場しています。最近では各地でワークショップが開催されているので、見たことがある方も多いのではないでしょうか。

ロケットストーブにはいろいろな構造があるようですが、今回は入門編としてシンプルなものを教えていただきました。軽量で持ち運びも楽なので、もしもの災害時にも役立ちそうです。

この記事ではロケットストーブについてご説明したいと思います。

ロケットストーブの材料は?

大がかりに見えるロケットストーブですが、材料はすぐに手に入ります。
・ペール缶 2個
・煙突(ステンレス管)
・パーライト 30リットルくらい
・ネジ

ペール缶はガソリンスタンドで頼めばもらえるそうです。
煙突はT曲り・エビ曲り・直線の3つを組み合わせて使います。
パーライトは石を高温処理してできた白い粒で、ホームセンターの園芸コーナーで売っています。ロケットストーブの断熱材として使います。

材料費は合計でだいたい5000〜6000円くらいです。ただし、燃焼によってステンレス管が劣化するので定期的に取り替える必要があるそうです。

その他、必要に応じて道具を用意してください。
・インパクトドライバー
・金切りバサミ
・金づち
など

ロケットストーブを作る

(1) 片方のペール缶の底を切り抜き、もう一方のペール缶には煙突設置用の横穴を開けます。
(2) 2つのペール缶を重ねてネジで固定します。
(3) 直線とエビ曲りの煙突を組み立てて、ペール缶の内部に設置します。T曲りの管は外側に出します。
(4) ペール缶内部の隙間にパーライトを詰めます。
※ここでご紹介している手順は簡略化してあります。詳しくはワークショップ等に参加してご確認ください。

ロケットストーブを使ってみる

ロケットストーブが出来上がったら、いざ点火。木材は横の煙突(T字部分)から投入します。
煙突内で木材が燃えることによって上昇気流が発生し、炎と風が駆け上がるため、高い火力が得られます。
料理に使ってみましょう!(鍋などを置く場合、煤が付くのでご注意ください)

ロケットストーブの欠点としては、火力の調整が難しいことです。弱火でじっくり煮込むような調理には向かないかもしれません。
また、慣れないうちはうまく火がつかないこともあります。ガスコンロのように手軽ではありませんが、試行錯誤するのも楽しみのひとつと考えて、使ってみてはいかがでしょうか。

※火を扱う器具ですので、取り扱いにはくれぐれもご注意ください。

取材協力:EdiblePark茅ヶ崎